「恋愛に有効といわれるツァイガルニク効果はどんなテクニック?具体的な使い方が知りたい」
この記事をお読みのあなたは、上記のような疑問をお持ちのはずです。
ツァイガルニク効果という言葉は聞きなれないかもしれませんが、実はあなたもこれまでの恋愛経験の中で、いつの間にか相手から使われていたことがあるかもしれません。
ツァイガルニク効果は、それくらい相手の無意識下に強烈に訴えかけられる恋愛テクニックなのです。
この記事では、ツァイガルニク効果の具体的なテクニックや注意点について解説していきます。
この記事を書いた人
長崎県出身、東京都在住。妻とウサギ二羽と4人暮らし。
恋愛系ライター歴約2年、複数のメディアで執筆しています。離婚歴もあり、数多くの恋愛をしてきた経験から、男性目線で役立つアドバイスを提供できるよう心掛けています。
この記事の目次
ツァイガルニク効果とは?どんな相手にいつ有効な恋愛テクニック?

まずは、ツァイガルニク効果の概要について理解してもらうため、以下の3点について解説します。
ツァイガルニク効果とは?
- ツァイガルニク効果は究極の焦らしテクニック
- ツァイガルニク効果が効きやすい相手はこんな人
- ツァイガルニク効果を使えるのはこんな場面
ツァイガルニク効果は究極の焦らしテクニック
ツァイガルニク効果とは、途中で中断されたことの続きが気になってしまう人間の心理傾向を利用したテクニックです。
会話や気持ちが盛り上がっているところであえてお預け状態にし、相手を焦らして惹きつけます。
つまり、恋愛における究極の焦らしテクニックといっていいでしょう。
ポイント
途中で中断して焦らすことで、相手はそのことが完了するまでの間、無意識下でその件について考えるようになります。
また、焦らされたまま放置された状態が続くと、そのことは記憶に強烈に残るのです。
ツァイガルニク効果は、人間の脳の性質を利用した非常に効果的な恋愛テクニックだといえます。
ツァイガルニク効果が効きやすい相手はこんな人
ツァイガルニク効果は、特に以下のような相手に対して効果を発揮しやすくなります。
ツァイガルニク効果が効きやすい相手
- あなたに好意を持っているかもしれない相手
- 知り合って間もない相手
- あなたのペースに合わせてくれる相手
既にある程度仲が深まっており恋愛関係に発展しそうな相手、もしくは知り合ったばかりで「これからお互いのことを知っていこう」という段階の相手には、ツァイガルニク効果が効きやすい状態です。
また、結論を急がずあなたのペースに合わせてくれる相手に対しても効果的です。
注意!
その一方、常に複数人の異性と連絡をとったり遊んだりしている人や、自分のペースで突き進んでいくタイプの人には、ツァイガルニク効果の効力は発揮しにくいかもしれません。
中断して焦らしている間に相手の気持ちが他にいってしまい、あなたへの興味が薄れてしまう可能性があるからです。
そういった相手には、他の心理学テクニックを使ってアプローチするといいでしょう。
あわせて読みたい
ツァイガルニク効果を使えるのはこんな場面
ツァイガルニク効果は、以下のようなシチュエーションで使うのが有効です。
ツァイガルニク効果を使える場面
- LINEのやりとり(特に就寝前)
- 初対面
- 初デート
焦らしは「恋愛関係に発展しそうでしない状態」のときに、最も効力を発揮します。
よって、恋愛初期段階はツァイガルニク効果を使って相手の気持ちに揺さぶりをかけるのが有効です。
ツァイガルニク効果が恋愛に効きやすい理由

そもそも、なぜ途中で中断して焦らすのが恋愛に効果的なのでしょうか?
その理由として、以下の2点が挙げられます。
ツァイガルニク効果が恋愛に効きやすい理由
- 頭の中で単純接触効果が働くから
- 認知的不協和の解消が起きて脳が勘違いするから
頭の中で単純接触効果が働くから
会話や気持ちが盛り上がっているところであえて中断すると、相手はそのことについて無意識に考えるようになります。
つまり、あなたのことを考える時間・頻度が増えるということです。
よって頭の中で単純接触効果が発動し、あなたに好意を抱きやすくなります。
単純接触効果とは
何度も接している人や物事に対して、好意を抱きやすくなる人間の心理的傾向のこと
焦らしを入れることで相手は無意識のうちにあなたのことを考えるようになり、いつの間にか好意が芽生えるというわけです。
認知的不協和の解消が起きて脳が勘違いするから
ツァイガルニク効果によってあなたのことを考える時間が多くなった相手は、次第に「こんなに〇〇さんのことを考えるということは、もしかして好きなのかも」と考えるようになります。
このように、人間には事実によって認知が変わるという性質があり、これを「認知的不協和の解消」といいます。
認知的不協和の解消は、いわば「脳の勘違い」です。
中途半端な終わり方をしたから気になっているだけなのに、脳は恋愛感情があるから気になっていると勘違いしてくれます。
この絶大な効果があるからこそ、恋愛でツァイガルニク効果を狙うのは非常に有効な手段なのです。
恋愛でツァイガルニク効果を起こす具体的なテクニック6選

この章では、ツァイガルニク効果の具体的な使い方をお伝えします。
以下の6つの方法を使って、意中の相手を焦らしてみてください。
ツァイガルニク効果の具体的な使い方
- LINEで意味深な質問をして謎を残す
- 先の予定を組む
- デートを早めに切り上げる
- 話題の途中で終わらせる
- 自分の情報は小出しにする
- 身体の関係は先延ばしにする
①LINEで意味深な質問をして謎を残す
意中の相手を焦らしてあなたへの興味を惹きつけるには、意味深な質問をして謎を残すのが有効です。
相手に「どうしてそんなこと聞いてくるんだろう」と謎を残したまま放置することで、相手はいつの間にかそのことが気になって頭から離れなくなります。
具体的には、以下のような質問が効果的です。
意味深な質問をして謎を残す
- 〇〇くんの前の彼女は年下だったんだっけ?
- 〇〇くんは愛したいタイプ?それとも愛されたいタイプ?
- 〇〇くんに伝えたいことがあるんだけど・・・
- 〇〇くんって、誰かに似てるって言われない?
上記のような質問をしたのち、相手が返信をしてきたら「そうなんだね」と返して流すも良し、もしくは一晩おいて返信するのもアリです。
重要!
ポイントは、その質問をした意図を聞かれてもはぐらかすこと。
相手に答えを与えると、その時点でツァイガルニク効果の効力は消えてしまいます。
いつまでも相手の中に謎を残すことで、相手の潜在意識下に「ずっとあなたのことを考えている状態」が定着するのです。
②先の予定を組む
先の予定を組むことは、その予定が済むまでは「未完了な状態」となります。
よって、当日までの間にその予定のことについて考える瞬間が何度か発生し、あなたの存在が相手の無意識下に定着しやすくなるのです。
例えば、デートの最中に「次はあそこのお店に行こうよ」と提案するのもいいですし、帰り際に「家に着いたらLINEして」と伝えるのも効果的です。
未完了の先の予定を絶やさず入れておくことで、相手の無意識下にあなたの存在が残り続けます。
③デートを早めに切り上げる
「もう少し一緒にいたいな」と感じるほどの早めのタイミングでデートを切り上げることで、相手にとってはそのデートが未完了な状態となります。
そのモヤモヤ感が、次のデートまであなたのことを思い続ける原動力となり、より相手を惹きつけることができるのです。
例えば、相手が二軒目にいくことを望んでいるとしても、それをサラリと断って帰路につきます。
相手はその時点で「脈ナシかも」と落胆するかもしれませんが、その日の就寝前などに「今日は楽しかった、また遊ぼうね」などと好意を伝えれば大丈夫です。
相手の心理に揺さぶりをかけることで、相手の中であなたの存在はより大きなものになるでしょう。
④話題の途中で終わらせる
デートを早めに切り上げるのに付随して、別れ際の会話はあえて話題の途中で終わらせてモヤモヤ感を残すのが効果的です。
具体的には、解散する地点に到達する頃に話題のピークに達するようにコントロールできると最高です。
相手が質問してきたタイミングで「ん~、とりあえずもう駅に着いたから、続きはLINEで話そう!」と明るく言って立ち去りましょう。
もちろん、そう言って別れたのに自分からはLINEせず、相手からLINEが届いてもしばらく放置します。
そうやって焦らすことで、相手は「早く続きを話したい」といてもたってもいられなくなるはずです。
⑤自分の情報は小出しにする
まだ相手との関係性が浅い段階なら、自分の情報は小出しにすることをおすすめします。
「もっと〇〇さんのことを知りたい」という相手の気持ちを駆り立て、お預け状態にして焦らしましょう。
自分の情報を小出しにすることで、相手は「〇〇さんは、話すたびに新しい発見がある」と認識し、もっと知りたいという欲求を強めさせることに繋がります。
未完了感が残っていることで、会っていない間もあなたのことを考える時間が増えるはずです。
⑥身体の関係は先延ばしにする
意中の相手と身体の関係を持ちそうな段階に達しても、あえて先延ばしにすることで相手は焦らされた状態になります。
よって、次の機会まであなたのことが頭から離れなくなるでしょう。
身体の関係を先延ばしにする際は、ハッキリと断るのではなく、相手の気持ちを受け入れる雰囲気は出しつつも「今日は止めておこう」と伝えるのがポイントです。
「次は身体の関係を持てる」と匂わせることで、相手の興味を惹きつけられます。
ツァイガルニク効果を恋愛に用いる際の注意点

ツァイガルニク効果は、使い方を一歩間違えると逆効果になってしまい兼ねません。
そうなってしまわないために、以下の4つの注意点について把握しておいてください。
ツァイガルニク効果の注意点
- 焦らしすぎは「脈ナシ」だと判断される恐れがある
- 自分の情報の出さなさすぎは相手に引かれるかも
- 相手によっては効きにくい
- 告白の返事を焦らす際は注意が必要
焦らしすぎは「脈ナシ」だと判断される恐れがある
ツァイガルニク効果の基本は「焦らし」ですが、やりすぎると相手に「脈ナシ」だと判断されてしまいます。
相手を惹きつけたくて焦らしているのに、逆に相手を遠ざけてしまっては元も子もありません。
例えば、相手が聞きたいことや望んでいることを、何でもかんでも答えをはぐらかしたり先延ばしにしたりするのはやり過ぎです。
ポイント
2人の関係性を損なわないように、「盛り上げたまま焦らして引き伸ばすこと」がツァイガルニク効果の肝となります。
塩梅が難しい場合は、「意味深な質問をして謎を残す」などの自分主導でやれるツァイガルニク効果から始めるとよいでしょう。
自分の情報の出さなさすぎは相手に引かれるかも
自分の情報は小出しにした方がいいとはいえ、情報を出さなさすぎても相手に引かれてしまう可能性があります。
「そんなことも教えてくれないなんてどういうこと?」と思われてしまい、相手のあなたに対する興味が薄れてしまうかもしれません。
そのため、相手が自己開示してくれた情報よりやや少なめくらいの情報量を開示するくらいのバランスが理想的です。
また、情報を小出しにするには、逆にいうと自分のネタをたくさん用意して奥深さを演出することも必要です。
興味・関心の幅を広げ、相手に「話すたびに新しい発見がある」と思われる状態を意図的に作りましょう。
相手によっては効きにくい
ツァイガルニク効果の効力は、相手によっては効きにくい場合があります。
例えば関係性が深まり過ぎて完全に気心が知れている状態の人や、鈍感で焦らされていることに気付かないタイプの人に対しておこなうのは不向きです。
「これから恋愛関係に進展していきそう」といった感じの、友達以上恋人未満のような状態の人に対しておこなうといいでしょう。
そのうえで、あなたに対して興味・関心を示してくれる人なら高い効力を発揮できるはずです。
告白の返事を焦らす際は注意が必要
意中の相手から告白された場合、その返事を焦らすことでさらにあなたに夢中にさせる効果が期待できます。
ただし、相手の性格によっては焦らしただけでも「脈ナシ」と判断し、すぐに諦めてしまう可能性があるので注意してください。
相手の性格を考慮したうえで、焦らした方が効果的だと判断した場合は少しだけ返事を先延ばしにしてみましょう。
ツァイガルニク効果とあわせて使いたい恋愛心理テクニック

ツァイガルニク効果以外にも、意中の相手を振り向かせるために効果的な恋愛心理テクニックはたくさんあります。
最後に、その中でもツァイガルニク効果と併用しやすいものを3つ紹介します。
ツァイガルニク効果と合わせて使いたいテクニック
- 類似性の法則
- ウィンザー効果
- ミラーリング
類似性の法則
類似性の法則とは、自分と共通点のある相手に対して親近感や好意を覚えやすくなるという心理傾向のことです。
類似性の法則を使って相手からの好意を得るため、些細なことでもいいので相手との共通点を見つけ、相手に伝えてあげましょう。
共通点になり得るもの
- 血液型
- 星座
- 誕生日・誕生月
- 出身地
- 住んでいる・よく使う路線
- 趣味
- 好きな芸能人
- 職種・業種
- 好きな食べ物・飲み物
- 行ったことがある観光地
共通点を伝えて相手に親近感や好意を抱かせたうえでツァイガルニク効果を狙えば、より相手の興味を惹きつける効果が期待できます。
「実は、〇〇くんと私は共通点が3つあるんだよね」といった感じで、共通点自体を焦らしに使うのも有効です。
ウィンザー効果
ウィンザー効果とは、当人よりも第三者から得た情報の方が信頼しやすいという心理傾向を指します。
例えば「あなたは美人ですね」と直接言われるよりも、第三者から「〇〇くんが、✕✕さんのことを美人だって言ってたよ」と言われた方が嬉しく感じますよね。
これをツァイガルニク効果と掛け合わせるには、第三者に対して「意中の相手に関する疑問」を投げ掛けると効果的です。
「〇〇くんって、いつまで彼女いたのかな?」などと何気なく投げかけることで、その話が意中の相手に伝わる可能性があります。
そうすることで、意中の相手は「もしかして自分に気があるのかも?」と思わずにはいられなくなり、未完了な状態が生じるわけです。
ミラーリング
ミラーリングとは、目の前にいる相手の所作を鏡に映したように真似ることで、相手に親近感を抱かせる心理テクニックです。
例えば、相手が右手でグラスを持ったら、少し遅れて自分も右手でグラスを持つ、といった感じで相手の真似をしていきます。
これをツァイガルニク効果と掛け合わせるには、わざと「真似していると気付かれるギリギリのライン」を攻めるのが効果的です。
例えば「同じLINEのスタンプを使う」「同じメーカーの飲料水を飲む」など、相手が「あれ?もしかして真似してる?」と気付きそうなラインで仕掛けてみましょう。
仮に相手から突っ込まれても、真似しているともしていないとも言わずにはぐらかしてください。
相手の中に未完了な謎を作ることで、ツァイガルニク効果が発動して相手はあなたのことを意識し始めるはずです。
まとめ
ツァイガルニク効果は、相手の潜在意識に訴えかけることができる非常に効力の高いテクニックです。
人間の脳のうち、ものごとを考えたり記憶したりする顕在意識は数%ほどで、95%以上は無意識と呼ばれる「潜在意識」で構成されているといわれています。
つまり、潜在意識へのアプローチは本人は自覚できないながらもかなりの効力があるということです。
ツァイガルニク効果を駆使して、意中の相手を射止められるよう駆け引きを楽しんでください。