「単純接触効果ってなに?」
「単純接触効果を職場恋愛に活かすコツが知りたい!」
この記事では、上記のような悩みの解決に役立つ項目を詳しく解説していきます。
単純接触効果は別名「ザイアンス効果」とも呼ばれる、人間の心理効果の一つです。
さまざまなシチュエーションでの恋愛に活用されているほか、営業や広告などのビジネスにも応用されています。
単純接触効果を用いた恋愛テクニック、さらにその効果を最大限に高めるコツを解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人
長崎県出身、東京都在住。妻とウサギ二羽と4人暮らし。
恋愛系ライター歴約2年、複数のメディアで執筆しています。離婚歴もあり、数多くの恋愛をしてきた経験から、男性目線で役立つアドバイスを提供できるよう心掛けています。
この記事の目次
単純接触効果とは?
| ある対象に反復して接触することで,その対象に対する好意度が増す現象を単純接触効果(mere exposure effect)という(Zajonc, 1968)。この効果に関する従来の研究では,実験参加者に対して新奇な刺激を反復して呈示し,それらの好意度評定を求めるという手続きのもと,検討がなされてきた。
その結果,接触経験のない刺激よりも,接触経験のある刺激の方が好ましく評価されることが多くの研究から示された(Bornstein, 1989)。 引用:多面的単純接触効果 |
| 閾下呈示と潜在指標を組み合わせた単純接触効果研究から,刺激が閾下呈示された場合においても潜在指標で効果が生じることが示されており,極めて無意識的な過程によって好意は形成されていくことが示唆される
引用:単純接触効果と無意識 |
単純接触効果を簡単に説明すると「同じ人やモノゴトに何度も接しているうちに、少しずつ好意を抱くようになる」という心理的傾向のことです。
単純接触効果は1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱され、別名「ザイアンス効果」とも呼ばれています。
例えば、同じテレビCMを何度も見ているうちに、その商品を購入してみたくなったことはないでしょうか?
もしくは、同じアーティストの曲を何度も耳にするうちに、いつの間にかそのアーティストを応援している自分に気付いたこともあるかもしれません。
単純接触効果は、人間の脳の「無意識」と呼ばれる領域に起こる現象だといわれています。
よって、上記の例のように、私達の生活の中で単純接触効果がいつの間にか起きている事例はたくさんあるはずです。
職場恋愛が多いのは単純接触効果があるから
(出典:omotteマガジン)
上のグラフは、結婚式場「アニヴェルセル」が式場を利用した男女499人に「パートナーとの出会いのきっかけ」について質問した回答結果です。
結果は「職場・仕事」がダントツで一位となっています。
実は、世の中のカップルや夫婦に職場恋愛が多い理由は単純接触効果が大きく関与しているといわれています。
前述したように、単純接触効果は「同じ人やモノゴトに何度も接しているうちに、少しずつ好意を抱くようになる」という心理傾向のことです。
同じ職場で働く同士なら、当然毎日のように顔を合わせることになります。
よって、単純接触効果が働きやすいシチュエーションが整っており、カップルが生まれやすいというわけです。
職場で単純接触効果が起こるシチュエーション例
職場には、単純接触効果が起きやすいシチュエーションがいくつもあります。
- 同じフロア・部署で働いている
- 別部署で働いていても、会議などで顔を合わせる
- 廊下や休憩室ですれ違う
- 通勤電車などで一緒になる
社員数が多い大きい会社などでは、同じ会社で働いていても相手の名前を知らないこともあるでしょう。
名前は知らなくとも何度も顔を合わせるうちにいつの間にか相手の顔を覚え、心のどこかに引っ掛かっているというわけです。
もちろん、それだけで恋に落ちるわけではありません。
しかし「いつもあの廊下ですれ違う人」という認識が生まれたことがきっかけで、次第に相手に対して興味が湧いてくることもあるのです。
上司と部下が恋に落ちやすい理由
上司と部下が恋に落ちやすい理由も単純接触効果が最初のきっかけになっているはずです。
それ以外にも、人間の誰しもが持っている以下の2つの欲求が、上司と部下を結びつけるキューピットの役割を果たしています。
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承認欲求
承認欲求とは「自分の存在を認められたい」という欲求のことです。
SNSの投稿に誰かからの「いいね」が届くと嬉しくなるように、仕事においても人から褒められたり評価されたりすると嬉しくなりますよね。
つまり、部下には上司から承認されたいという欲求があり、自身の中で上司は大きな存在となります。
さらに、承認欲求には「人から必要とされたい」という欲求も含まれています。
部下は上司の存在を必要としているため、上司の承認欲求も満たしてくれているのです。
よって、上司は自身の欲求を満たしてくれる部下に対して、仕事仲間の域を越えた感情を持つようになるというわけです。
成長欲求
成長欲求とは、その名のとおり「自分を高めていきたい」という欲求のことです。
上司は、部下に対して時と場合によっては厳しいことを言わなければならないときもあるはずです。
そういった愛のムチが、部下の成長欲求を満たすことに繋がります。
また、多くの場合上司は部下よりも優れた知識やスキルを持っており、尊敬する対象となるはずです。
よって、上司は部下にとって自身を成長させてくれる大きな存在となり、尊敬の気持ちがいつしか恋愛感情となっていくのです。
単純接触効果を使った恋愛テクニック
何度も接触するうちに好意を抱くようになるのなら、それを利用すれば恋愛成就に役立つはずです。
単純接触効果を使った、4つの恋愛テクニックを紹介します。
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顔を合わせる回数を増やす
まずは、気になる相手と顔を合わせる回数を意図的に増やしていきましょう。
単純接触効果は、接触している時間はさほど重要ではなく、回数が重要になります。
数分の接触、もしくは廊下ですれ違うなどの一瞬の接触でも大丈夫です。
相手のデスクに顔を出す機会を増やしたり、休憩時間を合わせたりなど、毎日のように接触の機会を作っていきましょう。
SNSでコミュニケーションをとる
直接顔を合わせるのが難しい場合は、SNSでのコミュニケーションも効果的です。
TwitterやInstagramで繋がっておき、自身の投稿を見てもらうだけでも単純接触効果が期待できます。
その際は、あなたの趣味や価値観など、相手が知らないあなたの一面に関することを共有すると相手の印象に残りやすいはずです。
また、相手の投稿に「いいね!」やコメントを残すことで相手の承認欲求を満たすことにも繋がります。
ただし、毎回の投稿にコメントを残してしまうと相手から怪訝に思われてしまう可能性もあります。
やり過ぎないように注意しながら、相手との接点を増やしていきましょう。
LINEやメール、電話を活用する
SNSと同様に、直接顔を合わせられないときはLINEやメール、電話を活用するのも効果的です。
あくまでも接点を増やすことが目的なので、内容は短文でも問題ありません。
SNSのように開けた場でのコミュニケーションよりも、LINEなどでの1対1のコミュニケーションの方がより高い効果が期待できます。
ただし、これもやり過ぎはNGです。
人によっては、頻繁な連絡を嫌うこともあります。
相手の返信内容が思わしくない場合などは、一旦接触を避けた方がいいでしょう。
プレゼントを渡す
間接的に単純接触効果を狙う方法として、プレゼントを渡すのも効果的です。
モノを渡すことで、相手がそのモノを見る度にあなたのことを思い出すことが期待できます。
ただし、高価過ぎるものをプレゼントしてしまうと相手に気を遣わせてしまうので注意しましょう。
プレゼントを渡すのが難しい場合は、オフィス内などに飾る花などを用意するのも効果的です。
特定の相手に渡すわけではないので怪訝に思われることはなく、相手の目に触れることでプレゼント同様の単純接触効果が期待できます。
単純接触効果の効力を高めるコツ
単純接触効果の効力を最大限に高めるために、以下の4つのコツをお伝えします。
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笑顔で好感度を高める
意中の相手と接点を持つときは、常に笑顔で顔を合わせることを意識しましょう。
笑顔は、その人の魅力を最大限に表せる表情です。
ポジティブで明るいイメージを相手に与えることができ、単純接触効果の効力を高めてくれるはずです。
テレビで見るアイドルにいつの間にか惹かれてしまうのも、単純接触効果と併せて彼ら・彼女らの笑顔が素敵だからかもしれませんね。
相手にとってメリットのある情報を提供する
相手と会話をするときは、相手にとってメリットのある情報を提供してあげると効果的です。
会社内の異性に思いを寄せているのなら、相手にとってメリットがある情報とは「近くのランチが美味しいお店」かもしれませんし「課長が〇〇さんのこと褒めてましたよ」などの話題かもしれません。
相手にとってメリットがある情報を提供することで、あなたに対してポジティブな印象を持ってくれるはずです。
手書きのメッセージを送る
SNSやLINEなどでのコミュニケーションも単純接触効果が期待できることは、前述したとおりです。
さらにあなたのことを相手に深く印象づけるには、手書きのメッセージを送るのも効果的です。
手書きのメッセージには、スマホやPCの画面に移された文字には出せない感情や温かみが反映されます。
さらにものとして残るので、プレゼントと同様の単純接触効果も期待できます。
ちょっとしたお礼を伝えたいときなど、勇気を出して手書きのメッセージカードを渡してみるといいでしょう。
相手に自分の好意を気付かせる
(出典:noel)
相手との接点を増やしていく中で、相手が自身の好意に気付いてしまうくらいのアクションを起こすのも効果的です。
Webメディア「noel」が100人の男性に対しておこなったアンケート調査では、92%もの男性が「女性からアプローチされると、その女性のことを意識する」と回答しています。
意中の相手と会話する際は、相手の内面について質問する・相手のいいところを見つけて褒めるなどのアクションを積極的にとってみましょう。
相手があなたの好意に気付いてくれれば、相手もあなたのことを異性として意識してくれるようになるかもしれません。
恋愛で単純接触効果を狙う際の注意点
最後に、単純接触効果を恋愛に取り入れる際の注意点について解説します。
単純接触効果の使い方を間違えたり、狙い過ぎたりしてしまうと自身の恋に終止符を打つことになってしまう場合もあるので、十分注意してください。
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相手によっては逆効果になる場合もある
単純接触効果は、必ず全ての人に対して効力があるとは限りません。
むしろ、相手によっては逆効果になることもあるので注意が必要です。
特に、男性の中にはLINEなどのメッセージのやりとりに苦手意識を持っている人も一定数います。
そんな相手に頻繁にメッセージを送ってしまうと、好意を持つどころか「面倒くさい」「しつこい」などの悪印象を与えてしまうかもしれません。
接触する頻度が少ないと効果は期待できない
単純接触効果は、接触する頻度が少ないと効果は期待できません。
例えば、顔を合わせたりLINEなどで接点を持ったりするのが半月に一度ほどだと効果は期待できないということです。
単純接触効果は、短い期間に複数回接点を持つことで効果が期待できます。
できれば毎日1~2回ほどの接点を持てると理想的です。
単純接触効果は好意を持つきっかけに過ぎない
単純接触効果は、あくまでも好意や興味を持つきっかけにしか過ぎません。
つまり、単純接触効果だけで恋愛がスタートすることはありえないということです。
意中の相手の心を掴むためには、単純接触効果以外にもさまざまな恋愛テクニックを取り入れるのが有効です。
当メディアでは、片思いを成就させるためのテクニックを複数紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
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まとめ
単純接触効果とは、何度も接点を持つうちに次第にその相手に対して好意を持つようになる心理的な傾向のことです。
恋愛においてもその効果が期待でき、現に職場恋愛のカップルが多いことの要因の一つにもなっています。
職場恋愛を成就させるには、単純接触効果を意図的に狙っていくのが有効です。
意中の相手と接触する回数を増やしながら、SNSやLINEなども駆使して接触の仕方のバリエーションを増やすとなお効果的です。
ただし、単純接触効果を狙い過ぎると相手に怪訝な思いをさせてしまう可能性もあります。
また、単純接触効果は相手に好意や興味を持ってもらうきっかけにしかすぎず、それだけで恋愛が成就するのは難しいはずです。
単純接触効果できっかけを作り、さまざまな恋愛テクニックを駆使しながら、意中の相手にアプローチしていきましょう。