「同棲カップルはどれくらいの頻度でセックスするの?」
「同棲してもセックスレスにならないためにはどうしたらいい?」
この記事をお読みのあなたは上記のような疑問と、「恋人とセックスレスになりそう」という漠然とした不安をお持ちなのではないでしょうか?
セックスレスに陥る夫婦が多いことはよく聞く話ですが、同棲カップルの場合はどうなのか気になるところですよね。
そこで、この記事では同棲カップルのセックス事情と、セックスレスに陥らないようにするための注意点を解説します。
この記事を書いた人
長崎県出身、東京都在住。妻とウサギ二羽と4人暮らし。
恋愛系ライター歴約2年、複数のメディアで執筆しています。離婚歴もあり、数多くの恋愛をしてきた経験から、男性目線で役立つアドバイスを提供できるよう心掛けています。
この記事の目次
同棲カップルのセックス頻度の平均値
Webメディア「CanCan.jp」が同棲経験のある150名の男女を対象におこなったアンケート結果を元に、同棲カップルのセックス頻度の平均値をお伝えします。
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- 週1回以上している同棲カップルが61%
- 全くしなくなったカップルが21%
- 同棲前に比べて頻度が減ったカップルが43%
週1回以上している同棲カップルが61%
(出典:CanCan.jp)
同棲カップルのセックス頻度 | 割合 |
---|---|
週1回 | 24% |
週2回 | 12% |
週3回 | 16% |
週4回 | 4% |
週5回 | 1% |
週6回 | 1% |
毎日 | 3% |
その他 | 18% |
しなくなった | 21% |
Webメディア「CanCan.jp」がおこなったアンケート調査によると、同棲カップルの61%は週1回以上の頻度でセックスしています。
中には週5回~毎日しているカップルもおり、幸せな性生活を送っているようです。
ただし、一般的に「同棲を初めてすぐの時期は、それ以前よりもセックスの頻度が増える」というカップルが多いこともわかっており、週5回以上の高頻度でしているカップルはおそらくその類なのでしょう。
全くしなくなったカップルが21%
上記のアンケート結果で「全くしなくなった」と回答したカップルが21%います。
同棲カップルの5組に1組の割合で、完全なセックスレスに陥っているということです。
また「その他」と答えたカップルの具体的な頻度は「月に1回」や「3ヶ月に1回」などです。
セックスレスの定義
日本性科学会では、セックスレスを「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1か月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」と定義しています。
つまり、「その他」と回答したカップルの中にもセックスレスは含まれていることになります。
同棲前に比べて頻度が減ったカップルが43%
(出典:CanCan.jp)
同アンケート調査では、同棲カップルの43%が「同棲前に比べてセックスの頻度が減った」と回答しています。
逆に「増えた」と回答している27%のカップルは、おそらく同棲し始めて間もないと考えらえます。
この調査結果から、一般的に「同棲するとセックスの頻度が減る傾向が強く、そのままいくとセックスレスに陥る可能性が高い」と判断していいでしょう。
同棲カップルの一晩のセックス回数の平均値
続いて、「ナイトプロテインPLUS」がおこなったアンケート調査結果を元に、一晩のセックス回数の平均値について解説します。
同棲カップルの一晩のセックス回数の平均値
- ほとんどの同棲カップルは一晩で1回しかしない
- 別居カップルは一晩で2回以上する方も多い
ほとんどの同棲カップルは一晩で1回しかしない
’(出典:ナイトプロテインPLUS)
「ナイトプロテインPLUS」がおこなったアンケート調査によると、ほとんどの同棲カップルの一晩のセックス回数は「1回」だということがわかっています。
20代以下のカップルに関しては全てのカップルが「1回」と回答しており、30代以上に関しても「2回以上」と回答したカップルは全体の数%程度です。
別居カップルは一晩で2回以上する方も多い
’(出典:ナイトプロテインPLUS)
年代 | 一晩で2回以上セックスするカップルの割合 |
---|---|
20代以下 | 33% |
30代 | 37% |
40代 | 36% |
50代 | 40% |
同アンケート調査によると、別居カップルの場合は一晩で2回以上セックスするカップルも多いことがわかっています。
中でも、その割合は50代のカップルが最も多いのは驚きです。
前章で解説した内容も踏まえて、同棲カップルはセックス頻度・一晩のセックス回数共に減少傾向にあることがわかります。
同棲するとセックスの頻度が減ってしまう理由
同棲するとセックスの頻度・一晩のセックス回数共に下がるカップルが大半だということがわかっています。
その理由として、以下の6つが考えられます。
同棲するとセックスの頻度が減ってしまう理由
- 生活とセックスが結びつきづらい
- 「いつでもできる」ので逆にしなくなった
- セックスしたいタイミングが合わない
- 一度誘いを断られことでと誘いづらくなった
- 恋人を異性として見れなくなった
- セックスのマンネリ化
生活とセックスが結びつきづらい
同棲とは、愛し合うカップルが1つ屋根の下で生活を共にすることを指します。
対してセックスは「裸になって愛し合う行為」であり、衣・食・住を中心とする「生活」とは対照的な位置にある非日常的な行為です。
ポイント
別居しているカップルなら、「デート」という非日常の延長線上にセックスがあり、不自然さを感じることはないでしょう。
しかし、同棲すると生活とセックスは結びつきづらく、「雰囲気を作れない」という状態になります。
その結果、セックスの頻度は次第に減っていき、いつの日からかセックスレス状態になってしまうカップルもいるのです。
「いつでもできる」ので逆にしなくなった
同棲すると「いつでもセックスできる」ので、逆にしなくなるカップルは多いようです。
毎日一緒にいるのが当たり前になるので、就寝前はもちろん、時間が許せば朝でも昼でもいつでもセックスできます。
注意!
「いつでもできる」という状況は、その日の気分や体調などさまざまな要因によって「今日はしない言い訳」になります。
「いつでもできるから、今日はいいや」という日を積み重ねていくうちに、次第に「しない方が自然」という状態になってしまうのです。
セックスしたいタイミングが合わない
セックスしたいタイミングが合わないことで、自然とセックスの頻度が落ちていくカップルも多いようです。
ポイント
性欲が沸きあがるタイミングやきっかけは、人によってそれぞれ。
「朝起きた瞬間に無性にしたくなる」という方もいれば「お酒を飲んでいるとしたくなる」という方もいるでしょう。
セックスは、基本的には両者の合意のもとおこなわれる行為です。
よって、セックスしたいタイミングが合わないと「いつでもできるから、今日はいいや」となり、セックス頻度が落ちる原因になります。
一度誘いを断られことでと誘いづらくなった
セックスしたい気分になったときに相手を誘ったものの、相手はその気分ではなく断られてしまった。
その経験があることで誘いづらくなってしまい、セックス頻度が落ちてしまうカップルもいるようです。
同棲しているといはいえ、特に女性の場合はセックスに誘うという行為は勇気がいることですよね。
勇気を出して誘ったのに断られてしまうとショックなのはもちろんののこと、「女性、もしくは男性としての魅力」が欠けているのではないかと不安になるはずです。
そのショックや不安から次回の誘いを声掛けしづらくなってしまい、そのまま日々が過ぎ去っていくのでしょう。
恋人を異性として見れなくなった
セックスレスになってしまったカップルの場合は特に、恋人を異性として見れなくなってしまったことが要因となるケースが多いようです。
「大好きなはずの恋人を異性として見れなくなってしまう」のには、以下の理由が考えられます。
恋人を異性として見れなくなってしまう理由
- 相手の体型の変化
- 日常生活の中でだらしない姿を見ている
- 裸を見慣れてしまった
- 一緒に居すぎて、恋人というよりも家族に近い感覚になった
恋人を異性として見れなくなると、当然欲情することもなくなってしまいます。
例え相手の方から誘ってきたとしても「疲れている」「そういう気分じゃない」などの理由をつけて拒んでしまうのです。
また、拒む理由が本当にそれらである場合は正直に伝えますが、「異性として見れなくなった」という理由を正直に伝えるカップルはほとんどいないでしょう。
好きだからこそ「相手を傷付けたくない」という気持ちが働き、セックスしない理由を正直に伝えるよりも相手が納得しそうな理由を選んで伝えるはずです。
セックスのマンネリ化
セックスの内容がマンネリ化したことによって刺激を感じなくなり、自然と頻度が下がってしまうカップルもいます。
また、内容だけではなく場所や時間帯などがマンネリ化することもあるでしょう。
セックスは非日常だからこそ、刺激や興奮を感じるものです。
いつもと同じシチュエーション・内容でセックスしていては、食事や入浴といった日常の一部になってしまいかねません。
そうなってしまっては何の刺激や興奮もなく、セックスの頻度が下がってしまうのは自然な流れだといえるでしょう。
同棲カップルのセックス頻度減少にはリスクがともなう
「一緒に住み始めてから、セックスの頻度が減っている」と感じるカップルは、このままいくと以下のリスクが生じる可能性があります。
同棲カップルのセックス頻度減少に伴うリスク
- 恋人以外の異性が魅力的に思えてしまう
- 子どもが欲しくなったときにハードルが上がる
恋人以外の異性が魅力的に思えてしまう
同棲中の恋人とのセックスが少なくなると、恋人以外の異性が魅力的に思えてしまう可能性があります。
ひいては、浮気をしてしまうことになるケースもあるので注意が必要です。
さまざまな要因から「セックスしたい」という気持ちが起きなくなっているとしても、それは同棲中の恋人に対してのみの話です。
ポイント
性欲は人間の三大欲求の内の1つであり、魅力的な異性と出会えば「抱かれたい」「抱きたい」と考えるのは自然なことでしょう。
性欲が溜まっている状態であれば、なおさらそうなってしまいます。
同棲中の恋人と定期的にセックスをして性欲を解消できていれば、恋人以外の異性に心を奪われることはないはずです。
恋人以外の異性に心や体を許さないためにも、同棲相手との定期的なセックスは必要なことだといえます。
子どもが欲しくなったときにハードルが上がる
将来的に結婚を考えているカップルにとっては、セックス頻度の減少は子作りの際のハードルが上がってしまいます。
セックスすることが一大イベントのようになってしまい、誘いをかけづらくなるのです。
三軒茶屋ウィメンズクリニックによると、妊娠確率を高めるためには「週に3~4回以上の性行為を持つこと」が推奨されています。
結婚前からセックスの頻度が下がっているようだと、週3~4回以上の性行為はかなりハードルが高いように感じるはずです。
同棲中も程よい頻度でセックスするコツ
最後に、同棲中も程よい頻度でセックスするコツを5つお伝えします。
前章で解説したリスクを回避するために、ぜひ積極的に取り組んでください。
同棲中も程よい頻度でセックスするコツ
- だらしない姿を見せすぎない
- セックスの頻度について話し合う
- たまにはラブホテルにいく
- フェロモン香水をつけて誘惑する
- 体位やプレイのバリエーションを増やす
だらしない姿を見せすぎない
同棲中もセックスの頻度を下げないためには、家の中とはいえだらしない姿を見せすぎないことが大切です。
「パジャマでゴロゴロしている」「下着姿でウロウロしている」など、だらしない姿を見せすぎてしまうと「恋人を異性として見れなくなってしまった」という事態になりかねません。
もちろん、自宅での過ごし方の話なので「常に気を張った状態」でいることは不可能でしょう。
とはいえ、「親しき中にも礼儀あり」という気持ちを忘れてはいけません。
常に完璧でいる必要はありませんが、恥じらいを忘れないよう気を付けてください。
セックスの頻度について話し合う
セックスの頻度に関する問題を建設的に解決するなら、2人でそのことについて話し合うのが一番です。
まずはお互いが「どういう頻度が理想か」を話し合ったうえで、「その頻度を下回ったときのデメリット」を共有しておくといいでしょう。
例えば、前章で解説したように「今からセックスの頻度が下がってしまうと、子どもを作るときのハードルが上がる」という認識を擦り合わせておくと、そうならないようお互いが努力できるはずです。
そのうえで、セックスの頻度をある程度ルール化するのもいいかもしれません。
たまにはラブホテルにいく
セックスのマンネリ化を防ぐために、たまにはラブホテルにいって気分転換するのもおすすめです。
いつも自宅で過ごす2人にとって、ラブホテル内の空間は非日常そのもの。
ポイント
宿泊で利用するのもいいですが、昼間の時間帯にフリータイム制を用意しているホテルもあります。
低価格で長時間滞在できるのでおすすめです。
自宅よりも豪華なバスタブやベッドが用意されている空間で、リフレッシュしながらセックスを楽しめるでしょう。
フェロモン香水をつけて誘惑する
「生活とセックスが結びつかない」「雰囲気を作れない」という悩みをお持ちなら、フェロモン香水をつけて恋人を誘惑してみてはいかがでしょうか?
フェロモン香水とは
異性を魅了するといわれる「フェロモン」と同等の成分が配合された香水。
メンズ用・ウィメンズ用と、それぞれ多くの種類が発売されいる。
フェロモン香水は、特定の異性にアプローチしたい方はもちろんのこと、セックスレスに悩むカップルや夫婦も多く愛用しています。
おすすめのフェロモン香水を以下の記事にまとめてあるので、参考にしてください。
体位やプレイのバリエーションを増やす
セックスの内容のマンネリ化を防ぐためには、いつもと同じセックスにならないよう取り組む必要があります。
体位やプレイのバリエーションを増やし、相手を飽きさせない・楽しませる努力が大切です。
1つの手法として、ラブグッズを購入して試してみるのもいいでしょう。
ドン・キホーテなどのディスカウントストアでも購入できる他、店頭で購入するのが恥ずかしい場合は通販で購入することも可能です。
まとめ
同棲カップルは、セックス頻度・一晩のセックスカップル共に同棲前より減少傾向があることがわかっています。
よって、自身がその状況にある場合は「自分達は他のカップルより少ないのかも」と気にする必要はありません。
ただし、同棲カップルのセックス頻度が下がってしまうと「他の異性が気になってしまう」「子どもを作るときのハードルが上がる」などのリスクがあります。
それらのリスクを回避するためにも、お互いが意欲的にセックスを楽しめるよう努力することが大切です。
この記事の内容を参考に、充実した性生活を送れるよう取り組んでみてください。