「職場で片思いしていること、もしかして周囲や本人にバレてる?」
「周囲の人にバレずに職場の片思い相手にアプローチするにはどうしたらいい?」
この記事をお読みのあなたは、上記のような悩みや疑問をお持ちのはずです。
職場恋愛は仕事や人間関係に与える影響が大きいため、片思いの段階から慎重になる必要があります。
この記事では、周囲への悪影響を抑えつつ職場での片思いを成就させる秘訣をお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人
長崎県出身、東京都在住。妻とウサギ二羽と4人暮らし。
恋愛系ライター歴約2年、複数のメディアで執筆しています。離婚歴もあり、数多くの恋愛をしてきた経験から、男性目線で役立つアドバイスを提供できるよう心掛けています。
この記事の目次
職場での片思いがバレバレになる行動7選
職場での片思いは、普段の行動や立ち振る舞いによって周囲の人や意中の相手にバレバレになってしまいます。
「恋は盲目」というように、職場で片思いをしていると無意識の内に以下の7つの行動をとってしまいがちです。
職場での片思いがバレバレになる行動7選
- 無意識に目で追ってしまう
- 相手の仕事を手伝おうとする
- 仕事上で頼る場面が多い
- 仕事に関係ない話題を持ち掛けることが多い
- 他の人と態度があからさまに違う
- 不自然に冷たくしてしまう
- 飲み会で隣に座ろうとする
無意識に目で追ってしまう
職場で片思いをしていると、ついつい無意識の内に意中の相手を目で追ってしまいますよね。
あなたにとっては「ついやってしまう行動」でも、周囲の人は違和感を感じてしまうものです。
もしかしたら、意中の相手もあなたからの視線を感じている可能性もあります。
片思いしていることを周囲や本人に気付かれないようにするには、不必要に視線を送らないように心掛けなければなりません。
相手の仕事を手伝おうとする
片思いの相手の仕事を手伝おうとする場面が多いと、周囲の人や意中の相手にあなたの気持ちがバレてしまう可能性があります。
注意ポイント
特に、他の人の仕事を手伝うことはほとんどないのに、意中の相手だけを特別扱いしている場合は要注意です。
「〇〇さんっていつも✕✕くんの仕事を手伝ってるけど、私は手伝ってもらったことないなぁ」
あなたの行動を見て、周囲の人は上記のように感じているかもしれません。
もちろん、好きな人を助けたい気持ち・特別扱いしたい気持ちが湧いてくるのは自然なことです。
しかし、職場での行動・立ち振る舞いは周囲への影響を考えなければなりません。
誰に対しても同じように接するよう、意識する必要があります。
仕事上で頼る場面が多い
前項とは逆に、あなたが仕事上で意中の相手に頼る場面が多いと、片思いしていることがバレバレになってしまいます。
わからないことがあったときや、自分一人で判断ができないときに他者を頼るのは当然の流れです。
しかし、頼る相手がいつも同じだと、周囲から見ると不自然に思える場合もあるでしょう。
注意ポイント
些細なことでも助けを求めていると「自分で解決しようとする意志がない、仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまう可能性があります。
職場での自分の価値を下げてしまうことになり兼ねないので、注意が必要です。
仕事に関係ない話題を持ち掛けることが多い
意中の相手に対して仕事に関係のない話題を持ち掛けることが多いと、片思いしていることがバレてしまう可能性があります。
好きな人のことを知りたいと思うのは当然の流れですし、職場でプライベートな話題について話すこともよくあることです。
ただし、プライベートな話題を出す際は時と場合を考える必要があります。
例えば、業務中に仕事に関係のない話題を持ち掛けると、相手の仕事の邪魔をしてしまうことになるはずです。
また、恋愛に関する話題を出す際は、タイミングや内容次第では片思いしていることがバレバレになってしまうでしょう。
他の人と態度があからさまに違う
意中の相手と他の人で接する際の態度があからさまに違うと、片思いしていることがバレバレになってしまいます。
例えば、表情や声のトーンなどです。
好きな人に対して | 他の人に対して | |
---|---|---|
表情 | 常に満面の笑顔 | 自然な表情
気分によって表情が変わる |
声のトーン | 高くて明るい | 通常の声
気分によって声のトーンが変わる |
上記のような状態では、誰の目から見ても片思いしていることはバレバレです。
自分ではそんなつもりなくても、接する相手によって無意識のうちに態度が変わっているかもしれません。
十分注意してください。
不自然に冷たくしてしまう
意中の相手に対して不自然に冷たくしてしまうとき、もしくはぶっきらぼうな対応をしてしまうときはありませんか?
注意ポイント
相手に好意を持っているからこそ、照れや恥ずかしさから気持ちとは裏腹な行動をとってしまいがちです。
しかし、それが周囲の人や意中の相手にあなたの気持ちがバレてしまうきっかけになることがあります。
また、意中の相手があなた以外の異性と親しげに話しているときなど、焼きもちを焼いて冷たくしてしまうこともあるかもしれません。
冷たい態度や対応は、満面の笑みを浮かべているのと同じくらい「気持ちが揺れ動いている証」だといえます。
気持ちが揺れるのは、相手に特別な感情を持っているからこそですよね。
つまり、傍からみてもあなたの気持ちがわかりやすい状態となり、片思いしていることがバレてしまうわけです。
飲み会で隣に座ろうとする
会社の飲み会は、意中の相手と一気に距離を近づけるチャンスですよね。
しかし、常に好きな人の隣の席を狙っているようだと、周囲の人から見てもあなたの気持ちはバレバレになってしまいます。
お酒が入って気分が良くなり、好きな人が隣にいるという幸福感から表情も緩んでいるかもしれません。
常に好きな人の隣にいては好意がバレバレになってしまうので、時には席を移動して他の人との会話を楽しむことも必要です。
あわせて読みたい
職場での片思いがバレるデメリット
職場で方思いしているのがバレバレになってしまうと、周囲の人・意中の人に対してデメリットが生じます。
これらのデメリットを把握しておくことは、職場での片思いを成功させるうえでも大切なことです。
周囲の人に関するデメリット
あなたが職場の相手に片思いをしていることが他の人にバレてしまうと、以下のようなデメリットが生じます。
片思いが周囲の人にバレてしまうと
- 噂が回る恐れがある
- 何気なく避けらてしまう恐れがある
- 職場の空気に悪影響が出る可能性がある
職場で片思いをしていることがバレてしまうと、噂が回る可能性は非常に高いです。
近しい人の恋愛沙汰は、世間話の絶好のネタになりやすいのが実情でしょう。
また、「どの人とどの人」という組み合わせは問わず、職場恋愛自体をあまりよく思っていない方も一定数います。
そういった方にとって「あの人は✕✕さんを好きらしい」という情報は「知りたくない事実」なわけです。
あなたのこと、そして意中の相手のことを何気なく避けるようになり職場全体の空気に悪影響が出る可能性もあります。
意中の相手に関するデメリット
片思いしていることが意中の相手にバレると、以下のほうなデメリットが生じます。
片思いが意中の相手にバレてしまうと
- 何気なく避けらてしまう恐れがある
- あなた自身が意識し過ぎてしまう恐れがある
そもそも、相手は職場恋愛をしたくないタイプかもしれません。
もしそうだとすると、あなたが自分に恋心を持っていることを知ったことで、何気なくあなたのことを避けるようになってしまうでしょう。
つまり、告白していないのに振られたような状態になってしまうのです。
また、自分の好意が相手にバレていることを自覚することで、あなたがそのことを必要以上に意識し過ぎてしまう可能性があります。
不自然な言動をしてしまったり、いつの間にか自ら避けるようになってしまったりする恐れがあるのです。
職場で片思いしているのがバレバレ!周囲の反応は?
職場で片思いしていることがバレてしまうと、周囲の人の反応は「応援してくれる」か「眉をひそめて怪訝な目で見られる」かの両極にわかれます。
周囲の人の反応が変わる基準は何なのでしょうか?
それぞれの特徴を確認しましょう。
職場での片思いがバレバレ!周囲の人の反応
- 周囲からの応援を得られるのはこんな人
- 周囲から眉をひそめて見られるのはこんな人
周囲からの応援を得られるのはこんな人
あなたが以下の特徴に当てはまっていれば、職場で片思いしていることがバレても周囲からの応援を得られるはずです。
つまり「一緒に働くうえで心地が良い人」であることが重要だといえます。
仕事の能力だけでなく、人としての魅力を感じられる人であれば、職場での片思いも周囲からの応援を得られるでしょう。
周囲から眉をひそめて見られるのはこんな人
片思い中に以下の特徴に当てはまってしまうと、あなたは周囲の人から眉をひそめて怪訝な目で見られてしまうでしょう。
注意ポイント
- 仕事に集中していない
- 仕事の能力が著しく低い
- 気分の浮き沈みが表に出ている
- 好きな人を特別扱いする
- 嫉妬心が表に出ている
- 周囲の目を気にせずにアプローチしている
まず、仕事をきちんとこなしていないと「あの人は仕事もできないのに……」と思われてしまうのは否めません。
また、仕事よりも恋愛を優先してしまうような言動は、周囲からの反感を買ってしまいます。
職場は、職務や会社の理念などをまっとうするために集まっている人達の集団ですよね。
そこで恋愛をする以上は、仕事上のやるべきことをきちんとこなすことが大前提だといえます。
周囲にバレずに職場の片思い相手にアプローチする方法
職場の片思い相手へのアプローチは、できる限り周囲にバレないように慎重におこなう必要があります。
具体的には、以下の4つの方法が有効です。
周囲にバレずにアプローチする方法
- さりげなく出勤・退勤時間を合わせる
- 飲み会や社内イベントでギャップを見せる
- あえてLINEで話しかける
- 相談ごとを持ち掛ける
さりげなく出勤・退勤時間を合わせる
まずは意中の相手と顔を合わせる回数を増やすために、さりげなく出勤・退勤時間を合わせましょう。
何度も接点を持つことで、相手の心理に単純接触効果がはたらきます。
単純接触効果とは
何度も接点を持つことで、相手に興味や関心、好意を抱くようになる心理的現象のこと。
- 出勤時に駅から会社までの道中に偶然を装って合流する
- 退勤時に「駅まで一緒に帰りましょう」と声を掛ける
上記のような偶然を装って接点を増やすことで、意中の相手との心の距離が縮まっていきます。
ただし、毎日のように出勤・退勤の時間が合ってしまうと、意図的に合わせていることがバレてしまいます。
相手に悟られない程度に、ランダムな頻度で時間を合わせて偶然を装うのがポイントです。
飲み会や社内イベントでギャップを見せる
飲み会や社内イベントなど、仕事を離れた場で接するときは普段とは違うギャップを見せることを意識してください。
ギャップをみせることで相手の心理にゲイン・ロス効果が働き、あなたの印象がより強く残るようになります。
ゲイン・ロス効果とは
「ゲイン=利益」と「ロス=損失」のふり幅が大きいほど、相手の心理に印象が残りやすくなる現象のこと。
例えば、仕事中は真面目でサバサバとしている女性が、お酒に酔ったときに甘えた態度をとるとギャップが生じます。
「ギャップに弱い」という男性は多く、飲み会や社内イベントはギャップを見せる絶好のチャンスです。
あえてLINEで話しかける
仕事中の些細な伝言や、何かサポートしてもらった際のお礼などをあえてLINEで伝えるのも効果的です。
直接話しても問題ないはずの話題をあえてLINEで伝えることで、2人だけの秘密を共有しているような状態になります。
人には、秘密を共有している相手とは心の距離が縮まりやすくなる心理的傾向があります。
また、仕事中にLINEでやりとりすることで、結果的に退勤後もLINEで会話するきっかけになるかもしれません。
ただし、仕事中にLINEでやりとりするなら、事前にある程度の信頼関係を構築しておく必要があります。
相手から信頼を得ていない状態で仕事中にLINEしても、かえって相手の機嫌を損ねてしまうことになり兼ねません。
相談ごとを持ち掛ける
片思い相手をデートに誘う際は、相談ごとがあるというテイで相手を誘うのが有効です。
特に、相手が先輩や同期の場合は、悩みごとがあることを理由にすれば誘いに応じてくれる可能性は高いでしょう。
相談を持ち掛けることで、仕事中のLINEと同様に「秘密の共有」が発生します。
また、お酒を飲みながら1~2時間も一緒に過ごせば、本題である相談ごと以外にもさまざまな話題が出るはず。
お互いのことを知り、関係性を深めていくチャンスです。
あわせて読みたい
職場での片思いが周囲にバレないようにするために
前章で解説したアプローチ方法とあわせて、職場での片思いが周囲にバレないように普段の立ち振る舞いにも気をつけてください。
具体的には、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
普段の立ち振る舞いで気をつけるポイント
- 嫉妬心を出さない
- 気分の浮き沈みを表に出さない
- 周囲の人にも同じ態度で接する
嫉妬心を出さない
仕事中に以下のような場面に遭遇しても、嫉妬心を出さないよう注意してください。
嫉妬しないよう注意
- あなた以外の相手と仲良く会話している姿を目にした
- あなた以外の相手を褒めたり手伝ったりした
同じ職場で働いている以上、上記のような場面が起こるのは極自然なことです。
嫉妬心を表に出すとあなたの気持ちが周囲や意中の相手にバレてしまううえ、悪い印象を与えてしまうことになるでしょう。
気分の浮き沈みを表に出さない
片思いしているときは、意中の相手の言動に一喜一憂してしまうものです。
しかし、気分の浮き沈みを表に出してしまうとあなたの気持ちがバレてしまうだけでなく、仕事への集中力不足を疑われてしまいます。
嫉妬したり落ち込んだりといった負の感情を仕事に持ち込まないことはもちろん、嬉しいことがあっても胸の内にしまっておきましょう。
周囲の人にも同じ態度で接する
職場での恋愛や片思いにおいて、もっとも避けなければいけないのは好きな人を特別扱いすることです。
好きな人を特別扱いしてしまうと片思いしていることがバレるだけでなく、職場内でのあなたの立場や評価が悪くなってしまいます。
誰に対しても同じような言動や態度を心掛け、自身の恋愛が職場環境に悪影響を与えないよう注意してください。
既に片思いの相手に好意がバレバレなときは
職場での片思いが、既に相手にバレバレな方もいるでしょう。
その場合、周囲に悪影響を与えるような部分に関しては、普段の立ち振る舞いを見直すべきです。
とはいえ、意中の相手にバレてしまっている以上、他の人に迷惑をかけない範囲で積極的にアプローチしていくことをおすすめします。
ポイント
ポイントは、相手の感情を揺さぶることです。
積極的にアプローチをかけたり、それを急に止めたりすることで、相手の心理に「あれ?自分のことを好きなのでは?勘違いだった?」という揺さぶりが置きます。
多くの場合、恋愛感情は「感情の揺れ」がきっかけになって湧き上がるものです。
感情を揺さぶられたことで、相手は少しずつあなたのことが気になり始めます。
今でこそあなたは「好きな人のことが気になる」という感じかもしれません。
しかし、そもそも最初は「意識してなかったはずのあの人のことが気になる。ということはあの人のことが好きなんだ」という状態だったはずです。
このように、人は行動や感情と認識が矛盾したときに「認識を変えて、行動や感情を正当化する」という心理傾向があります。
これを「認知的不協和の解消」といい、相手に恋愛感情を抱かせるうえで効果的なテクニックです。
まとめ
職場での片思いは、できる限りバレないように進めたいところです。
周囲や相手にバレてしまうことで、さまざまなデメリットが生じることになります。
まずは自身のこれまでの職場での立ち振る舞いを思い返し、改善すべき点がないか見つめ直してみましょう。
また、職場での片思いを成就させるには仕事にひたむきに取り組むこと・周囲の人に悪い印象を与えないことが大切です。
仕事熱心な人は、意中の相手はもちろん職場全体からの評価が高くなります。
仕事をしっかりこなしたうえで、周囲の人に悟られないよう少しずつアプローチを進めていきましょう。