「最近彼氏が冷たい……もう気持ちが冷めてしまったのかな?」
「付き合いたての頃のようなラブラブな2人に戻るにはどうしたらいいの?」
この記事をお読みのあなたは、上記のような悩みと不安で圧し潰されそうになっているのかもしれません。
彼氏の言動があからさまに変わってしまったのなら、何か原因があるはずです。
そして、その原因に対する対処をしなければ、現状を変えることは難しいでしょう。
そこで、この記事では男性である筆者が彼氏が冷たくなった理由とその対処法を解説します。
筆者はこれまでの恋愛で恋人に冷たくしてしまった経験、そしてそこから気持ちを盛り返した経験があります。
あなたの彼氏の気持ちを取り戻すためのヒントを提供するので、ぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人
長崎県出身、東京都在住。妻とウサギ二羽と4人暮らし。
恋愛系ライター歴約2年、複数のメディアで執筆しています。離婚歴もあり、数多くの恋愛をしてきた経験から、男性目線で役立つアドバイスを提供できるよう心掛けています。
この記事の目次
彼女に冷めてしまったことがある男性は全体の54%
Webメディア「恋愛トラベル」が実施した調査によると、彼女に冷めてしまったことがある男性は全体の54%という結果になっています。
つまり、2人に1人以上の確率で、彼女に対する気持ちが冷めてしまったことがあり、それを言動や態度に表したことがあるということです。
よって、あなたが「彼氏が冷たくなった」と感じるのなら、やはり彼氏に何か思うところがあるのかもしれません。
以前のような彼氏に戻ってもらうには、彼氏のその「思うところ」と向き合い、適切な対処をとることが大切です。
女性が「彼氏が冷たくなった」と感じるきっかけ
女性が「彼氏が冷たくなった」と感じるきっかけとして、どのようなものがあるのでしょうか?
以下の5つの中で、あなたにも思い当たるものがいくつかあるかもしれません。
連絡頻度が減ってきた
毎日LINEや電話来てたのに、明らかに彼氏からの連絡減った。不安。
引用:Twitter |
連絡頻度が減ったことをきっかけに「彼氏が冷たくなった」と感じる女性は多いようです。
上のツイートのように、元々毎日連絡してたのなら、なおさら不安に感じるでしょう。
- 返信が遅くなった
- 既読がつかない
- 用事があるとき以外は連絡してくれない
もちろん、付き合い始めの頃からそうだったのなら気にすることはないでしょう。
しかし、ある程度の交際を経た段階で上記のような状態になったのなら、やはり何らかの要因があると考えた方が自然ですよね。
会う頻度が減った
学校で毎日会ってたのに春休み入ってしばらく会ってなくて、会ってないから冷めたのか冷めたから会ってないのかはわからないし、冷めたのか落ち着いたのかもわからないけど、この状態でかろうじてしてる毎晩の電話も彼氏が旅行行くから数日しなくなるって、このままで大丈夫なのかな
引用:Twitter |
会う頻度が減ったことで「彼氏が冷たくなった」と感じる女性が一定数いるようです。
もちろん、何か理由があって「会う頻度を減らさざるを得ない」という場合もあるでしょう。
彼氏が社会人の場合は、仕事で忙しい毎日を過ごしているはず。
彼女としても彼氏を応援してあげたい気持ちもある反面、彼氏の気持ちが離れてしまうのではないかと不安になる部分もありますよね。
彼氏に会いたいって言って、断られた時のショックが大きすぎてもう会いたいなんて言えない
引用;Twitter |
こちらの女性のように、理由が何であれ会うことを拒まれてしまったときのショックは計り知れません。
たとえその理由が仕事によるものだとしても「彼氏が冷たくなった」と感じるのはしょうがないのかもしれません。
態度がそっけない
最近彼氏がそっけない〜〜というか傍から見たらそんなことないかもだけど😞って事ない、???
なんか悩んでるのかなあとかなにかしちゃったのかなぁとか急にプチッときれそうな感じ、、、😞😞😞😞😞考えすぎかな 引用:Twitter |
何気ないときの表情や、話しかけたときの返事の仕方など、彼氏の態度がそっけなかったら「冷たい」と感じてしまうはず。
そっけない態度をとられてしまうと、彼女としては甘えたりイチャイチャしたりしたくても我慢せざるを得ないでしょう。
話を聞いて欲しいのに、彼氏はスマホに目を向けたままナマ返事を返すだけ。
そんな状態だと「もう気持ちが冷めてしまったのかな」と不安になってしまうはずです。
言動が自分本位になった
なんかもう彼氏むりかも
自分本位すぎて私のことなんも考えてないわ、平気で傷つく言い方するし大事にされてないんだからって実感して辛くなる 引用:Twitter |
付き合い始めた頃は優しかった彼氏が、いつの日からか自分本位な言動が目立つようになった……
そうなってしまったら「彼氏が冷たくなった」と感じてしまうのも無理はないはずです。
恋人とは、お互いの意見や気持ちを尊重し合う関係性が理想的ですよね。
「話を聞いてくれず、自分の話ばかりしてくる」「自分の意見を押し付けてくる」などが続けば、彼女としては窮屈な思いをしてしまうでしょう。
付き合い始めてしばらく経ってから彼氏の自分本位な言動が目立ってきた場合は、もしかしたらそれが彼氏の本性なのかもしれません。
「気持ちが冷めた」とかではなく、ネコを被っていた彼氏の本性が露呈してきた可能性もなくはないでしょう。
心配してくれない
あーもう彼氏は私に興味無いんだな…心配もしてくれなくなった
引用:Twitter |
自身が病気や怪我をしてしまったとき、もしくは職場や友人との人間関係に悩みを抱えているとき。
以前は些細なことでも心配してくれた彼氏が優しい言葉を掛けてくれなくなったら、彼女としては「彼氏が冷たくなった」と感じてしまうでしょう。
心配してくれなくなった彼氏の胸中は一概にはいえませんが、もしかしたら彼女への愛情が薄れてしまったのかもしれません。
もしくは「彼女のことが心配になる」というシチュエーションに慣れてしまい、ちょっとやそっとのことでは動じなくなった可能性もありえるでしょう。
彼氏が冷たくなった理由5選
では、男性が彼女に対して冷たく接してしまう背景にはどんな理由があるのでしょうか?
筆者の主観もまじえて5つの理由を解説します。
彼女を試している
男性の中には「彼女の気持ちを試したい」という理由で、わざとそっけない素振りをみせる方もいます。
つまり、彼氏の方も「彼女が自分のことを愛してくれているのかがわからず不安になっている」ということです。
わざと冷たい態度をとり「彼女がどういう反応をするのか」を観察しているのでしょう。
この場合、彼女が悲しそうな素振りを見せると彼氏は元の優しい接し方に戻ってくれるかもしれません。
はたまた、彼女が反発して冷たい態度をとるようであれば、「彼女を怒らせてしまった」と焦り、優しい言葉をかけてくれるようになる可能性もあるでしょう。
余裕がない
誰だって、生活をしていくなかで悩み事は絶えないものです。
仕事や友人関係のことで悩みを抱えて余裕がないときは、彼女にそっけない態度をとってしまう男性も多いでしょう。
筆者も、仕事が忙しくて単純に疲れているときに恋人に対して冷たく当たってしまった経験があります。
人は、心に余裕がないときは気持ちがダウンしています。
逆に、心に余裕がある人は気持ちがアッパーになっており、ダウンしている人からするとその落差のギャップが鬱陶しく思えるものです。
また、症状が深刻なときは、彼女が優しい言葉をかけてくれたとしても聞く耳を持てないこともあります。
恋愛以外の事情で彼氏に余裕がなくなっているときは、そっとしておいてあげるのが一番なのかもしれません。
マンネリ化を感じている
交際期間が長くなってしまうと、どうしてもマンネリ化を感じてしまうものです。
彼女と顔を合わせても新鮮味がなくなり、本人も無意識のうちに言動がそっけなくなってしまうのでしょう。
マンネリ化してしまったカップルは、2人で一緒にいることが当たり前の状態になっているはず。
しかし、当たり前だと思ってしまうと感謝の気持ちや、相手を敬う気持ちは出てきません。
気分転換するなどしてマンネリ化対策を投じることも大切ですが、それ以前に「一緒にいることを当たり前だと思わずに、お互いに感謝の気持ちを持つこと」の方が先決なように思います。
恋愛以外のことへの関心が強くなった
仕事や趣味などに熱中している間は、多くの男性は気持ちが恋愛から離れてしまいます。
そうなってしまうと、ついつい彼女への言動が冷たくなってしまうのかもしれません。
恋愛以外のことへの関心が強くなると、当然そちら側に時間を割くようになります。
必然的に、連絡頻度や会う頻度が減ってしまうはずです。
とはいえ、恋愛以外のことに関心を持つこと自体は悪いことではないですよね。
お互いが心地良い距離感で恋愛に向き合えるように、一度話し合いの機会を持つといいかもしれません。
別れたいと思っている
単刀直入に、彼女と別れたいと思っているから冷たい態度をとる男性も多くいます。
この場合、彼氏としては「彼女から嫌われてしまいたい」と思っているのでしょう。
自分から彼女に別れを告げてしまうと、彼女のことを傷付けてしまうことになります。
いっそのこと彼女から嫌われてしまい、向こうから別れを告げてもらえれば彼女の心の傷は最小限に納まると考えているのかもしれません。
とはいえ、彼女としては彼氏から冷たい態度をとられてしまうと、相手を嫌いになるよりも「心配になる」という感覚の方が大きいはず。
やはり、お互いが冷静になって本音で話し合える場を持つことが必要なのかもしれません。
冷たくなった彼氏とラブラブに戻るには
「彼氏が冷たくなった」と感じるのなら、必ず何か原因があるはずです。
冷たくなった彼氏とラブラブに戻るには、その原因を特定して適切な対処をしなくてはなりません。
そのための方法を、4つのステップに分けて解説します。
彼氏が冷たくなった原因を考える
まずは、彼氏が冷たくなった原因を自分なりに考察してみましょう。
考察のポイントは、以下のとおりです。
- いつから「彼氏が冷たくなった」と感じ始めたのか
- その直前に何かトピックはなかったか
- 彼氏が何か悩みを抱えている様子はないか
- 逆に自分の態度や言動が以前と変わった部分はないか
上記のことを考えて整理すると、彼氏が冷たくなった原因が見えてくるはずです。
その過程の中で、もしかしたら彼氏が冷たくなった原因が自分にあることに気付く場合もあるかもしれません。
そうでない場合も、これまでの出来事を思い返すことで「ラブラブだった日々に戻るためにすべきこと」が見えてくる可能性があります。
彼氏の良いところ・好きなところを再認識する
彼氏と話し合いの機会を持つ前に、彼氏の良いところ・好きなところを考えなおしてみましょう。
話し合いの場では、彼氏に改めて自分の気持ちを伝えなくてはいけない場面も出てくるかもしれません。
そうなったときに、ただ「別れたくない」という気持ちをアピールするだけでは不十分です。
彼氏のいいところや好きなところを具体的に伝えてあげることで、それを聞いた彼氏は「こんなに自分のことを思ってくれているのか」と認識できるはず。
彼氏のいいところ・好きなところを考える際は、頭で考えるだけではなく、紙に書き出すことをおすすめします。
手を動かして文字に起こすことで、あなたの中での彼氏の存在がよりかけがえのないものに思えてくるはずです。
話し合う時間をとる
冷たくなってしまった彼氏と以前の関係性に戻るためには、話し合う時間をとることは必要不可欠です。
2人きりで落ち着いて話せる場所と時間を用意し、お互いの気持ちを確認していきましょう。
まずは、あなたが感じていることを率直に伝えてあげてください。
ポイントは「最近冷たくなったように感じる」という事実だけでなく、それによって「自身がどんな気持ちになったか」を伝えてあげることです。
「あなたは〇〇だよね」と相手に関することを伝えることを、心理学で「YOU メッセージ」といいます。
YOU メッセージを受け取った相手は「攻撃されている」という心理状態になるため、「逃げる」もしくは「闘う」という選択肢しか頭に浮かびません。
対して「私は〇〇な気持ちになったよ」と伝えることを、心理学で「i メッセージ」といいます。
i メッセージを受け取った相手は、あなたの率直な気持ちをそのまま受け取ってくれるはずです。
自分の気持ちをi メッセージで伝えてあげることで、彼氏はあなたの気持ちや立場を理解しようとしてくれるでしょう。
感謝を伝える
彼氏の言動や態度によって自身の中に起きた感情を彼氏が理解してくれたら、まずは理解してくれたことに対する感謝の気持ちを伝えてあげてください。
そのうえで、彼氏の良いところや好きなところを伝えてあげ、最後にもう一度感謝の言葉を伝えましょう。
あなたの彼氏に対する愛情や感謝を伝えてあげることは、彼氏の自信や誇りに繋がります。
あなたのことを大切な存在だと再認識し、以前のような関係性に戻れるかもしれません。
冷たくなった彼氏にやってはいけない行動
最後に、冷たくなった彼氏に対してやってはいけないNG行動を4つお伝えします。
以下の言動をしてしまうと彼氏の気持ちを逆撫でしてしまうだけでなく、自分の感情を無下にしてしまうことになってしまいます。
必要以上に連絡を取る
彼氏が冷たくなったと感じても、必要以上に連絡を取るのはNGです。
例えば連絡頻度が減ってしまったとしても、彼には彼なりに思うところがあってそうしているはず。
彼氏の気持ちや事情も知らないままに追い打ちLINEなどを送ってしまうと、彼氏の気持ちを逆撫でしてしまうことになってしまいます。
直接会って話す機会ができるまでは、連絡頻度は彼のペースに合わせておいた方が無難です。
自分も冷たく当たる
彼氏の態度が冷たいからといって、自分も冷たく当たってしまうのはNGです。
あなたが彼氏に冷たく当たったところで、ものごとが好転することはないでしょう。
ただし、彼氏があなたの気持ちを試したくて冷たい態度をとっているのだとしたら、効果があるかもしれません。
彼氏が極度の寂しがり屋の場合は、あなたの気持ちを試すためにわざとそっけない態度をとっている可能性もあります。
心当たりがある場合は、試してみる価値はあるかもしれません。
浮気を疑う
彼氏の言動や態度が変わってしまったからといって、安易に浮気を疑うのは得策ではありません。
「冷たくなった=浮気している」と決めつけるのはNGです。
例えば、仕事が忙しくて精神的な余裕がなくなってことが要因で彼女に冷たい態度をとってしまっている場合、安易に浮気を疑われてしまうと彼氏としてもショックでしょう。
男性も、女性と同様に繊細なメンタルを持っているものなのです。
また、仮に本当に浮気をしている場合でも、疑いがあるだけで問い詰めてしまうのは逆効果です。
何の証拠もない状態で問い詰めただけで本当のことを漏らすような正直者なら、最初から浮気なんてしないはず。
逆に相手の警戒心を強めてしまい、ボロが出ないように用意周到に浮気を繰り返す可能性があります。
他の男性で気を紛らわせる
彼氏が冷たくなったからといって、他の男性で気を紛らわせてしまうのはNGです。
そうなってしまうと、あなた自身の自己肯定感が下がってしまいます。
「彼氏が相手をしてくれないから浮気をした」という事実は、他の誰にも知られないとしてもあなたの心に「私はそういうことをする人」と深く刻まれてしまうはずです。
他の男性で気を紛らわせても、事態が好転することはありません。
彼氏のためにできることを建設的に考え、誠意を持って向き合ってください。
まとめ
あなたが「彼氏が冷たくなった」と感じるのなら、必ず何か要因があるはずです。
ものごとの状態を変えたいときは、その要因に対して適切な対処をとらないことには良い方向に進むことはありえません。
つまり、何もせずに放置するのも、要因に対して適切ではない行動をしてしまうのもNGです。
まずは、彼氏の言動や態度が変わってしまった要因を自分なりに考えることが大切です。
そのうえで、彼氏とじっくり本音で話し合う機会を持ちましょう。
話し合いの場では、彼氏を責めるような発言をしてしまうのは得策ではありません。
あくまでも「私は〇〇だと感じているよ」という感じで、自分を主語にしてメッセージを伝えることをおすすめします。
彼氏とのラブラブな日々を取り戻すために、この記事の内容を参考に行動を起こしてみてください。